【守破離】スピード上達するスキルアップ方法【プログラミングにも使える】

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「早くスキルを上達させたい」
「どうすればスキルアップが早くなるんだろう?英語やプログラミングなど上達させたいスキルはあるけれど、自分はスキルアップが遅い。。もっと早く上達したいなぁ...」

そんな方におすすめの記事です。

変化の多いこのご時世ですから、
「何か安心したスキルを持ちたい」という人は多いです。

今回はそんな方のために、スピード感を持ってスキルをアップさせていくには
どんなことを意識するべきかを解説していきます。

英語だろうがプログラミングだろうが書道だろうがカバディだろうが、すべてのスキルに共通する上達するコツというものがあります。

たまにいませんか?
スポーツもできて勉強もできて何か国語もしゃべれる、スーパーマンみたいな人。

そんな人が実践している、タスクとマインドの2つの観点から解説していきます。

「守破離の繰り返し」を意識する

まずはタスクからです。

守破離とは、日本の武道や茶道などでの学びの姿勢を示す言葉です。

守...師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。
破...師の流儀を極めた後に他流を研究すること。
離...事故の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。

「何やら大層な事っぽいなあ」と思ったかもしれませんが、要は、

守...初級
破...中級
離...上級

みたいなもんです。
なぜこの守破離を意識するかというと、守の段階にもかかわらず、離を目指す人が非常に多いからです。

サッカーでいうとメッシにあこがれて、ボールも蹴ったことがない人が急にメッシと同じドリブルの練習をしだすようなものです。(サッカー中継ではカメラを追うのでボールの扱いだけが上手ければ良いと思っている人もいるかもしれませんが、実はボールを持っていない人の動きが非常に重要になります。)

サッカーの基本も知らないままドリブルの練習だけをしても試合で活躍するどころか試合にも出してもらえるようにはなりません。
それと同じで、まずはその世界の師である人のいう事を聞きながらきほんをかためることが重要なわけです。

小さい守破離

この守破離は、小さく当てはめることもできます。

守...守破離
破...守破離
離...守破離

こんな感じ。
つまり、自分がいま習っている分野はどのくらい習熟したかという意識です。
「意識ってw 意識しただけで上手くはならんだろ」という人もいるでしょうが、その人は客観的に自分を見ることの重要性が全く分かっていません。

自分を客観的にみられる人が、スキルを素早く身に着けることができるのです。

憧れを捨てる。

あこがれているのなら憧れを捨ててみる。
あこがれから入るのも良いとは思いますが、スキルアップ中はまた別の話。

ラスボスをボコボコにする勇者にあこがれる事自体はいいのです。
でもだからと言って、初めからラスボスに向かうようでは、真っ裸でラスボスに向かっていくようなものです。

レベルを上げて武器をそろえるためにも、面白くない薬草を積みに行ったり、素材狩りのクエストもこつこつする必要があるということです。

学習時間以外でも考える

学習時間は誰でも学習してるないようについて考えます。
英語の勉強してるんなら、文法だったり単語だったりの勉強方法を考えるものですからね。

でも、それは誰でもやってるのでそこでは差はつきません。

僕の友達に京都大学に行ったやつがいますが、そいつは帰り道とかに今日やった勉強のことを考えているそうです。

できる人は、学習時間以外に妄想している。

できる人がなぜ学習時間以外に考えるのでしょうか?

その秘密は脳にあります。
脳の海馬は短期記憶を保管する貯蔵庫ですが、この貯蔵庫に置いている時に引き出される回数が多ければ多いほど長期記憶へと定着しやすくなります。

例えば、なんでかわいい子の名前はすぐに覚えられるのかも説明がつきます。

かわいい子と会った後に「あ~かわいかったなぁ~」と何度も何度も思い出しますよね。(皆さんはやらないかもしれませんが、僕はします。するなと言われてもします。

で...結果的にかわいい子の名前はすぐに覚えてしまうというわけです。

だから、勉強内容もいやらしいくらいに色々なところで思い出しましょう。
そうすれば思い出しやすくなるはずです。

次はマインドの部分です。

リラックス、、、

日本人にありがちな、
「気合いだ!気合い!」とか「がんばろう!」みたいな雰囲気。
あれは学習時にはやめた方が良いです。

「気合いだ!」といくら叫んでも、
勝てないときは勝てないですし
分からないものは分かりません。

気合い論をすべて否定したいのではなく、気合いで出来る事がある一方で来ない事もあるんだよ。という事を改めて確認してほしいわけです。

脳科学的に効率が上がる

なぜ気合い論に対して冷たく当たるかというと脳科学的な根拠があります。

脳には偏桃体という部分があります。
(赤いところ)↓

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脳の説明。(嫌いな人は読み飛ばしてね(^^)/)

偏桃体と呼ばれいている部分は、好き・嫌いを判断し海馬の記憶力を左右する性質があります。

ちなみに海馬は記憶を一時的に保管する短期記憶の保管場所です。

偏桃体の反応が海馬に作用しますが、この時に嫌いと思いながら勉強すると、海馬の活動が抑えられるので効率の悪い学習になります。

まあ...何やかんやで、まとめると、
「嫌いな勉強はムリゲー。」ってことですね。

だからまずはリラックスするして臨むことが重要です。

リラックスするためには?

リラックスのためには姿勢と呼吸が重要です。姿勢は胸を張って、そして呼吸は深く大きくすることから始めてみてください。

楽しくなるから笑顔になるだけでなく、
笑顔だから楽しくなることもあるように、
好きだからリラックスするだけでなく、
リラックスするから好きになる。

という事も十分にあり得る話なわけです。 

工夫とは何か。  

続けるための工夫はみんなやりたがります。

「続けることさえできたらなぁ」みたいに思っている人はめっちゃ多いです。
本屋を見てください。そんな本ばっかりですから。

でも個人で気にはそれだけでは物足りない気がします。

工夫とは、
続けるための工夫だけではなく、
好きになる工夫も必要だと思います。

続ける事が好きにつながる事であり
好きになる事が続ける事につながるからですね。

まとめ:守破離を意識しよう。

まずは、守破離を意識してみましょう。
客観的に判断できるようになるのでお勧めです。

初心者にありがちなのが、初めから難しいことに手を出そうとしてすぐに挫折することです。でもそんな簡単に結果なんて出るわけがありません。

堅実なことから、つまり「守」からしっかりと固めていきましょう。

勝負において
奇をてらうような手に良い手はない。
良い手というのは本当は地味な手である。
by大山康晴(プロ棋士)