【ヨット】おすすめのウエットスーツ【種類ごとにまとめてみた】
「ウエットスーツどうしよう。」
「ウエットスーツの種類が多くて迷う!」
「ヨットにおすすめのウエットスーツはあるの?」
そんな方のためにウエットスーツの種類についてまとめてみました。
もくじ
ヨットにおすすめの【全身ウエットスーツ】
真冬はフルウエットが必須だと思います。
(フルウエットと言うのは、ここでは上の写真のようなウエットスーツを指します。上下がつながっているウエットスーツ。長袖ズボンと長ズボンが腰のところでつながっている奴です。)
もちろんフルウエットではなく上半身と下半身、別々に買う手もあります。
しかし、水に落ちた場合、上下別々だと沈して水に入った時にすき間から大量に水が入ってきます。(超冷たい)
よって、真冬の装備はフルウエットがおすすめです。
ヨットのウエットスーツの分厚さは何ミリが良い?
ウエットスーツの分厚さはどれ位がいいのでしょうか?
個人的にはこんな感じ↓
7ミリ → 動きづらい
5ミリ → おすすめ
3ミリ → 寒い
胴体は5ミリで腕は3ミリなど動きやすい仕様の物もあるので、できればそれがおすすめです。
ヨットに乗って寒かったら「後から足す」という手段もOK
5ミリを買ったものの、後から「5ミリじゃ寒い!」と思ったら下に足すという手段もあります。王道はウエットスーツの下にインナーを重ね着するという後からの対策法です。
ウエットスーツの下に、はきたい物は、ラッシュガードが一般的です。僕もウエットスーツの下はラッシュガードをはいていました。ちなみに、これの下にパンツを「はく派閥」と「はかない派閥」に分かれるのですが、そこはご自由にどうぞ(´・ω・`)
(ラッシュガード:ポリウレタンやポリエステルできた薄い生地の着衣)
ヨットメーカーじゃなくても全然OK!
ヨットメーカーのウエットは値段が高いので、楽天やアマゾンなどので普通に検索して買うのでも全然構わないと思います。
ただ楽天やアマゾンで購入する時、1つ気を付けたいのは
- ダイビング用 → 全身一律
- サーフィン用 → 可動域を薄めに作ってある
という事が多く、
- ダイビング用 → 疲れやすい
- サーフィン用 → 疲れにくい
という傾向があるので買う時に注意して欲しいです。
ダイビング用だと疲れやすいおそれがあるので...(たぶんダイビングはヨットよりも動きが激しくない。)
ヨットにおすすめの【下半身ウエットスーツ】
下半身ウエットの使用季節は、、
秋の「ちょっと寒くなりだしたかな」という時期と
春の「けっこう温かくなりだしたな。」という時期。
個人的にかなりおススメのアイテムです。
下半身があったかいと暖かさに安定感が生まれるので。
寒さが安定していない春や秋など使用頻度が高いので、値段もフルウエットまで高くないのに多くの季節で使えるお得感もあります。
春と秋には持っておくとマジで便利。
上半身は寒くないの?
上半身にはライフジャケットがあるから春、秋は大丈夫です。
ヨットではライフジャケットを着用すると思いますが、
ライフジャケットが密着するように着ていると多少の保温効果が働いて暖かく感じます。
僕は、1年間を通して【全身(フル)ウエット5ミリ】と【下半身の2ミリウエット】で年中通してやり過ごすことができました。
もう一つ買うウエットをいうなら、寒さの微妙な時期の間のためにロングジョンがあればさらに便利だったかもしれません。
でもお金の面から考えたら【フル】と【下ウエット】があればいつでもやっていけると思います。
とは言え、真冬に【下ウエット】のみで出艇すると低体温症、または死体で着艇することになるので、気を付けましょう。( ;∀;)
ヨットで使いたい【上半身ウエットスーツ】
下半身ウエットやロングジョンとの組み合わせで真冬の装備に使われることが多いです。
フルウエットよりも上半身ウエット+下半身ウエットにすると上下分けれるので かさばり にくく持ち運びの際にやや楽になります。
でも優先順位は低めですね。
ヨットにおすすめの【ウエットソックス】
ウエットソックスはフルウエットの次に買ってほしい防寒対策アイテム。
真冬はこれなしでは絶対に出艇したくないです。
しかし、一番ウエットソックスが必要な真冬に限って艇庫で行方不明になったり、名前が消えて誰かに持ってかれたりします。
(何回も洗うと油性ペンでも名前はすぐ消えます。)
よって、簡単な刺繍をしたり、人と被らないように購入したりなどの工夫も大切です。
足は温かさ取り戻すために重要な場所。
ウエット素材の物であり動きやすそうであれば、わざわざかっこいいメーカー品を買う必要はありません。
(着替えの時くらいしか見えない。)
ロングジョン
ロングジョンの良いところはフルウエットより疲れにくい。ところです。
ロングジョンは上の写真のように肩から腕にかけてのウエット部分がないタイプの物なので、フルウエットよりも楽になります。
そもそもウエットスーツは体に密着するように作られているので、防寒性を得る代わりに結構動きにくくなるのです。
動作がしやすくなると言うのは競技時間が長い(9時間くらいになることもある。)ヨットにおいて重要です。
だから、スキッパーで繊細な動きが必要で沈しない自信がある人は【ロングジョン】+【パドジャケ】と言う組み合わせも良く見られます。
ただ、真冬の時の事を言うと【ロングジョン】+【パドジャケ】では厳しいかもしれません。
ロングジョンを先に買ってしまったという人は上半身ウエットと組み合わせると良いでしょう。
「下半身ウエットじゃ寒そう、でもフルウエットは熱いかも、、、」
そんな日に活躍します。
あと、見た目的に言わせていただくと決してかっこよくはないかもしれません。(パドジャケ着ると隠れる上に寒すぎるので、かっこいいかはみんなあんまり気にしないですけどね。)
こんな感じ ↓ ↓
まとめ
これで一応最低限のコスパと防寒を両立できます。
ヨットの防寒着は寒い時期において確実に必要になる一方、お金も気持ちいいくらいに飛んでいくので、優先順位を確認しながら購入することをお勧めします。